来迎寺工事事務所 軌道工
T.K.
2018年4月入社
柏崎工業高等学校 機械科卒
入社のきっかけ
鉄道に興味があり、柏崎市の企業説明会で鉄道関係の仕事をしているという紹介を聞いて、職場見学に申し込みました。
職場見学では本社で説明を受けたり、線路を見せてもらったりしました。
説明会での出会いは大きかったです。
現在の仕事内容
現場作業員として、飯山線で機械を使って仕事をしています。
バックホウ(車両系建設機械(整地等)運転)のオペレーター、モータカー(JR東日本 工事従事者資格認定証)のオペレーターをしています。
バックホウの免許と線路の中で重機を使って仕事をするのに必要な免許(JR東日本 重機械運転者資格認定証)の2つが必要です。モータカーも別の免許が必要です。
会社に戻ってからは施工写真の整理などをしています。
仕事の面白さ
一般人が普段入れない場所で仕事ができるのはすごいことだと感じています。
長岡の車両センターの中など、一般の人が入れない場所で仕事ができるのは、この仕事ならではの面白いところだと思います。
物心がついたときから乗り物全般が好きだったので、入社当初はかなりテンションが高かったです。
当時と比べると今は落ち着きましたが、やはり自分の好きな空間で仕事ができるのは魅力的だと思います。
仕事を通して自身の成長を感じたこと
バックホウの話になりますが、操作が難しい部分が多く、慣れるまで作業に時間がかかっていたのですが、経験を積むにつれ、砕石(道床交換)や枕木の交換にかかる時間が早くなり、1日にこなせる作業量が増えたことに成長を感じています。
グリッパー(つかむ)操作では、両手両足を使うので力の入れ方の感覚がつかみにくく、頭で考えても作業自体がうまくいかないので、慣れが必要だと思います。
仕事で大変だったエピソード
機械の操縦が難しいです。
飯山線は信越本線や上越線に比べて作業時間が長くとれる(貨物列車が走らないため最長6時間程度)のですが、最初は感覚がつかめずに苦戦しました。
ベテランの先輩方がいるので、交代してもらったり、無線でアドバイスをもらったりと指導してもらうことでなんとか乗り切っています。
今後の目標
重機の運転技術の向上が目標です。
軌道作業責任者の資格を取得したので、1日の作業内容を理解し、周りに指示が出せるようになりたいです。
軌道作業責任者は2日間の講習と試験があり、資格を取得するために東京まで足を運びました。(取得にかかる費用は会社が負担してくれます。)
将来的には、軌道工事管理者の資格も取得したいと思っています。
北陸施設工業の良いところ
社員の年齢層はバラバラですが、先輩後輩関係なくコミュニケーションが取れて、垣根がないところが良いと思います。風通しが良い会社だと思います。
現場では、仕事ができる時間が決まっているので、コミュニケーションをとることが大切です。上下関係よりも、チームワークのほうが大切だと感じています。
ある1日の流れ
夜勤がメインなので1年を通して6割程度は夜勤です。
会社に到着
出社
点呼をとり、作業内容の説明などミーティングを行います。作業時間もここで確認します。
現場に向けて出発
居眠り防止で、2人以上で移動することが推奨されています。
線路閉鎖
安全に線路上で作業できることを確認します。
作業開始
分岐枕木を交換します。
列車の進行方向を変えるポイントの枕木を交換する仕事で、普通の枕木よりも長い交換でした。
作業終了
事務所に戻ります。
道具の整理
退勤
休日の過ごし方
ドライブや写真撮影(風景など・奥只見や日光、鬼怒川などにも行きます)、たまに日帰り温泉にも行きます。
家にいるときは、漫画やゲームをしています。